装丁画 福岡、赤坂にある老舗の珈琲専門店『珈琲美美/コーヒーびみ』故・森光宗男氏が生前に記した絶版著書「モカに始まり」の再版。本の帯の装丁を上下巻、担当しました。 上巻(産地紀行編)はベースの色が紺色なので真っ白な珈琲の花と真っ赤な実を全体に散りばめました。全体的に青や緑の色合いで幻想的な雰囲気で仕上げています。 下巻(焙煎・抽出・美美編)はケヤキの並木が美しい店舗外観をスケッチして水彩画とカラーインクで描いたもの。焙煎された珈琲豆とケヤキの葉っぱをお店を囲むように散りばめてます。 上下巻をもって改訂番は完結。本はリンク先の他、アマゾンにて購入できます。 『モカに始まり』 手の間森光宗男 作家、丹生秋彦さん自撰集「天馬」装丁画を担当しました。 「天馬」の舞台は古代中国。ツバメよりも速く駆ける馬を所有するのは人々の夢。夢のような天馬を、絵で表現するのに試行錯誤した末にザラザラとした質感のキャンパスボードにリキッドインクで天馬を描く事になりました。 本の(見返し)の色は砂漠の色をイメージして選んだ、ベージュ色。出版社で編集者さんと紙見本の中から内容にあう色を探しだす作業もワクワクする楽しい時間でした。本を制作するのは本当に楽しい! 「天馬」は大型書店の他、アマゾンで購入可能です。 書肆侃侃房丹生秋彦さん新装版『天馬』2018年6月4日発売 投稿ナビゲーション ワークショップ水族館メインビジュアル広告